ガールズバー バイト

MENU

ガールズバー、スナックで働いた事があります。

高校卒業後、上京した家の近所でスナックの募集を見た私は、興味本位で応募をしてみました。当時は時給がこんなに高いなら、やってみようという気持ちで面接を受け、スナックのママから説明を受けた後、上野でドレスを購入して出勤しました。

 

スナックなので、席に必ずママがついてくれるのが初めは安心でしたが、次第にお客さんと自由な話が出来ないため、ママの存在が邪魔になってきました。

 

お客さんから指名をいただけるようになってから、初めて2人きりで話ができるようになりました。スナックなので、話は筒抜けでママにも聞こえそうでしたが、私を指名して下さるお客さんからこっそりこんな話を聞きました。

 

「あなたは素質があるから、こんなところじゃなくて、もっと大きいガールズバーが良いよ」と教えていただき、初めてガールズバーの存在を知りました。それからよく求人を眺めるようになり、体験入店巡りを始めました。

 

やってみると、入社してまだ1、2ヶ月の子や、私と同じように体験入店巡りをしている女の子達が沢山いました。なにより嬉しかったのが、メイクアップが無料で、毎回可愛い髪型にセットしてくれる事や、可愛い衣装に着替えて、女子力アップできるのが新鮮でした。

 

体験入店してみて分かったことは、ガールズバーは一般の女の子達が多いので、初心者に向きです。また、ボーイの人がお客さんについてだいたい15分程度で女の子を交代してくれるので、その人につきっきりで話題がなくなる心配もありませんでした。

 

ついに私はガールズバーの魅力にハマってしまい、スナックを辞めて新しいガールズバーに入店したのです。次第にお客さんが着くようになり、お客さんに甘えてみたり、自分なりにテクニックを発案して、指名客を作る努力をしました。

 

みるみる成績は上がり、指名も増えます。お客さんからプレゼントを貰うこともありました。高級ブランドの時計や財布、日常では考えられないようなお金持ちのお客さん達が私にプレゼントを持ってきます。

 

初めは良かったのですが、次第に本気で私に惚れてしまうお客さんが出てきました。そのお客さんの対応をするのは本当に疲れます。段々身体に触れてきたり、「プレゼントあげてるんだから手を繋いでよ」と要求がエスカレートしてくるのです。

 

私は仕事をしているうちに、金銭感覚が狂い、お客さんの相手も、何でこんなことしてるんだろうと、自分にうんざりすることもありました。結局私は自分を取り戻すためにガールズバーを辞めました。いつまでもピュアな私でいるためにとった判断は、正解だったといまは思います。