ガールズバー バイト

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楽に続けていくには?

私は大学の四年間と、大学院修士の二年間、そして博士過程の今もずっと水商売をしています。

 

大学四年間は関西のスナックでした。私は実家も水商売なのですが、貧しく、大学の学費も生活費もすべて自分で賄わなくてはなりませんでした。

 

国立大学だったので、そんなに学費は高くないのですが、奨学金は返済が怖いのであまり高額の支給は避けたいと思っていました。入学して間もなく、急いでバイトを探したところ、日払いのスナックのバイトを見つけました。

 

高校時代、無償で実家の手伝いをしていた私は貯金もお年玉貯金ぐらいしかなく、明日食べる物にも困っていたので、日払いであること、他のバイトよりも時給が良いこと、授業の時間と仕事の時間が被らないことは魅力的でした。すぐに連絡し、面接を受けました。

 

そこではママとマスターがおり、同郷の出身だったこともあり可愛がってもらいました。最初は年配のお客様を相手に何を話して良いか分からず、立ちすくんでいる私に、ママが毎日図書館で新聞を読んでくるように言いました。

 

それ以降、お客様との会話に困ったら時事問題を振るようにし、私は年配の方とも滞りなく会話できるようになりました。ここのお店の良いところは、

 

お客様に連絡先を教えてはならないというルールがあったことです。言い逃れにも使えましたし、安心して働けました。飲みすぎて二日酔いになったり、帰りに電柱にぶつかるなど、バカな失敗もたくさんしました。

 

大学院は東京の大学だったので、ここでもまた、スナックで働きました。四年間の貯金は両親に使われてしまい、私には迷う余地が無かったのです。

 

東京のスナックは、関西のスナックとはまたシステムが異なり、ママだけで営んでいる、お客様との距離が比較的近いお店でした。ほぼカウンターだけのスナックで働いていた私には、最初は慣れず、どうついていいのか困りました。

 

お客様の方も、比較的真剣に口説く方が多く、精神的にも負担が多いです。しかし逆に、フランクに言い返すことも許される職場なので、我慢の連続というわけではないのは良いところです。

 

もう一点、今のお店の厄介なところは、スタッフの恋人がお客様として来店するところです。知らずに仲良くしていると、先輩スタッフに変な言いがかりをつけて叱られます。混み合った人間関係があるのは、ここの嫌なところのひとつです。

 

最後に長年水商売をして学んだ、うまく働いていくコツですが、私生活と仕事をハッキリ分けることです。例えば、非番の日はお客様の連絡を一切受け付けないことや、プラスの感情もマイナスの感情もお客様に対して持たないことです。

 

お客様はだいたい酔っ払っていますから、何を言われてもまともに受けないことが、毎日変わらないサービスを提供するコツだと思います。