ガールズバー バイト

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簡単な世界じゃない…。

水商売、と聞いて思いつくのはキャバクラやラウンジですよね。
最近では大学生でも学校に通いながら水商売をする、という子が増えています。私もその一人でした。

 

他のバイトに比べて服装や髪型も自由だし、綺麗な格好をしてただ話していればいい、そういうイメージ。
ただ私達大学生にとって難点なのが「生活が不規則になること」。

 

毎晩のように夜遅くまで飲んで接客して、バイトの前にもお客さんとデートしないといけない、とか…
大学に通っていたら、そんなの無理!

 

実際にそれで大学に通えなくなり大学を辞めちゃう子も居るんです。
「私はそれだけは避けよう…」

 

しかしほとんどのキャバクラ、クラブは週にほぼ毎日のように出勤しなければいけないみたい。
それは難しい…だからといって、風俗はできないし…。

 

そこで知ったのが「会員制ラウンジ」でした。
会員制ラウンジというのはかなり他の水商売の形態と違いました。

 

まず、出勤は私服でokなんです。
「ドレス買わなくていい、やった!」

 

そして出勤は週1でもいいし月1でもいい。
「えっ、ゆるい!やった!」

 

しかもお客さんと連絡先交換しなくてもいいんです。
「最高じゃん!応募しよう!」

 

水商売のいやな部分全部抜かしたような、会員制ラウンジ。
私はその魅力に驚き、すぐに応募しました。

 

面接して、無事に受かり初めて出勤してみる。
そこで驚いたのは、部屋の中があまりにも美人に溢れかえっていたこと。

 

これはもう気負いするしかありませんでした。皆身長が高い高い。
モデルをしている人が多いらしく、ハーフさんもわんさか居ました。

 

初めは自分がそこに居れることに誇らしい気持ちもあったが、どんどん「綺麗にならなければならない」というプレッシャーに襲われるようになった。

 

その上、会員制だからか来るお客さんが一流企業の人やテレビで見たことある人とかばかり。
周りの美女たちは何も動じず楽しそうに会話をこなす。

 

その中一人オドオドしている私。
ついには「君、なんでここにいるの?よく受かったね」なんて言われることもあり、私の自信はどんどん崩れていく。

 

一緒に頑張ろう!と言ってくれる仲間が居ればよいが、働いている美人たちは皆いわゆる「イイ女」風の人ばかりで私と気が合いそうな子もおらず、友達もできなかった。

 

お客さんは既婚者が多く、そういった男性が「好きだよ」などと言ってくる度「男の人って皆こうなのかな…」と男性は皆浮気をする生き物だ、みたいな考えになってきて、ついに「このままではダメだ!!」私は最終的にお店に行かなくなった。

 

ゆるいと言われる水商売もここまで大変なのか…それが1番の感想である。
どんな職業もそれで食べていこうと思うと競争があり、上には上がいていろんなプレッシャーを受けることになる。

 

よく考えてみたら「お喋りするだけで大金を払いたくなる女」ってすごくないですか?
世の中男性に言い寄られまくる女の子もそんなに多くはないのにその上相手に貢がせるだなんて…

 

相当な魅力が無ければ難しいでしょう。
よっぽどな美人以外はしないほうがいいのではないか、と思えた、水商売でした。